56461838
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [通常表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: 興味深い有弁類 (4) / 2: ニセジョウザンケイ? (1) / 3: アシマダラブユ亜属? (2) / 4: 4枚翅のハエ? (4) / 5: ヤドリバエの仲間だと思うのですが (2) / 6: ガガンボ類の幼虫でしょうか? (6) / 7: トゲヒメヒラタアブでしょうか? (2) / 8: 京都府で得られたショウジョウバエ (5) / 9: 房総半島海浜のツルギアブ科(不明種?) (3) / 10: 富士山のアブ (2) / 11: クシツノアブ科について (2) / 12: Eupachygaster tarsalisメス? (1) / 13: ネグロクサアブ?の抜け殻 (7) / 14: ミズアブ科?不明種について (5) / 15: ハナアブ科不明種 (3) / 16: Choerades amurensisでしょうか? (6) / 17: Tabanus属? (2) / 18: 無題 (2) / 19: 無題 (3) / 20: ヤドリバエの不明種につきまして (2) /


[ 指定コメント (No.11064) の関連スレッドを表示しています。 ]

マガイヒラタアブでしょうか? 投稿者:トンボ自然史研究所 投稿日:2021/05/19(Wed) 21:17:25 No.11063 ホームページ  引用 
お世話になっております。
5月18日に、さいたま市中央区の公園(バラ園として有名)の白いバラにとまっていたハナアブです。
Yoshiaki SAKAI氏のHP yohbo.main.jp の「マガイヒラタアブ Syrphus dubius」などを参考に、マガイヒラタアブと当たりをつけました。
合っているかどうかご教示願います。
また、学名の種小名はdubiusで正しいのかが不安です。
よろしくお願いします。


Re: マガイヒラタアブでしょうか... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2021/05/19(Wed) 22:15:49 No.11064  引用 
トンボ自然史研究所 様.

Syrphus属は,複眼の毛の有無と,後脚の全体がきれいに見えていないと,区別が困難です.

マガイヒラタアブの学名は,dubiusで良いと思われます.
(原記載に合致するタイプ標本が見つかっていないので,いまいち自信が有りません.)

Re: マガイヒラタアブでしょうか... 投稿者:トンボ自然史研究所 投稿日:2021/05/20(Thu) 15:29:22 No.11065 ホームページ  引用 
石毛様
早速のご教示有難うございます。
とりあえず、後脚がいちばんよく写った写真からクロップしたものを貼り付けます。
このあと、複眼についても写真をアップします。
もちろん同一個体同一とまり場所での2,3秒以内の撮影です。


Re: マガイヒラタアブでしょうか... 投稿者:トンボ自然史研究所 投稿日:2021/05/20(Thu) 15:33:27 No.11066 ホームページ  引用 
石毛様
つづいて頭部と胸部のクロップをアップします。
オリンパスのTG5で撮影したもの、そして腕も悪いのであまりよい写真ではありません。すいません。


Re: マガイヒラタアブでしょうか... 投稿者:トンボ自然史研究所 投稿日:2021/05/20(Thu) 15:49:52 No.11067  引用 
頭部だけをクロップし、明度、クラリティー、シャープネスなどを強引にアップしたものをアップします。
相当見づらくなってしまいましたが、複眼に毛があるかどうかの判断は可能でしょうか?


Re: マガイヒラタアブでしょうか... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2021/05/20(Thu) 23:44:42 No.11070  引用 
トンボ自然史研究所 様.

後脚の脛節先端付近が黒色でないので,マガイヒラタアブではないようです.

複眼の毛が確認できればケヒラタアブと思ったのですが,難しいようです.
今回の個体はヒラタアブ属の1種とまでしかわかりません.

複眼の毛については,
https://blog.goo.ne.jp/mezaseguiness/e/f8a2d7868bf60e101f41e463ff1fd16e

https://roukanomushi.blog.fc2.com/blog-entry-956.html
を参考にしてください.

Re: マガイヒラタアブでしょうか... 投稿者:トンボ自然史研究所 投稿日:2021/05/21(Fri) 09:08:10 No.11074  引用 
市毛様
詳細なご教示をありがとうございました。
ご紹介いただいた参考サイトも役に立ちました。
ブログにアップする際はヒラタアブ属の1種として取り扱います。
複眼に毛がある種があるというのは少々驚きでした(トンボのことしか知らない者ですので)。
今後この仲間の写真をとるときは複眼をふくめ細部の接写を心掛けたいと思います。

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -