今日、クモガタガガンボをいただき、早速見てみると、駒ヶ根産(中央アルプス)産のは
♂で、触角は10節、交尾器外葉は背面上部から見ると三角形の単なる1歯なのですが、これを横から見ると確かに2歯あり、こいつはニッポンクモガタガガンボだとわかったのですが・・・ 乗鞍産のが・・・前個体よりかなり小型で、♂、 触覚は10節しかし、交尾器外葉は背面から見ようと側面から見ようと1歯できれいな三角形のトゲ状なのです。 日本の既知3種のうち チビクモガタガガンボは触覚が6節なので、問題外・・・ ニッポンクモガタは触覚が♂で9〜10、♀で10節、交尾器外葉は2歯 カネノクモガタは触覚が♂♀ともに11節、交尾器外葉は裁断状ということで・・・ 乗鞍産の個体は今の所、未記録種Chionea sp.ということにあいなりました。 参考文献 笹川満広 「積雪上に見られるガガンボとユスリカ」日本の生物 2(11)1988 p48-51(ガガンボの部分だけ) どなたかクモガタガガンボについての詳細情報をお持ちの方いません?
ハエ男さんは,ガガンボまでお店を広げたんですか。すごいですね。敬服します。
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