20190916に箱根の阿弥陀寺で採集したキノコ(科/属/種不明... 採集者は僕ではないです...)から幼虫を羽化させ、13個体ほど(♂、♀の数はまだ数えていないです)成虫が得られました。
羽化したのは20190927です。 「日本のイエバエ科」をの検索表を用いたところ、 ウスズミトゲアシイエバエ Phaonia subnigra にたどり着きましたが、詳しい解説を見たところどうも違うようで...。 Fauna japonicaなど、他の文献を見ることでもっと詳細なことがわかると思うのですが、持っていないのでお手上げです...。 ♀の画像を添付いたします。
深沢 様
モモグロオオイエバエ Muscina angustifrons だと思います. 幼虫飼育は面白いですね.
ご教示ありがとうございます。
属も間違っていましたか... 後日特徴を知るために、また検索表を用いて検索してみようと思います。 イエバエさん難しい...。 モモグロオオイエバエに関するこんな文献がありました。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/mez/44/2/44_KJ00000824101/_pdf/-char/ja モモグロオオイエバエ Muscina angustifrons Loew, 1858 幼虫の形態および発生源(1993) こちらの文献によると、キノコ(種不明)から発生したという例があるみたいです。 この先採集するであろうキノコから出てくる可能性は十分にあると思うので、その時はキノコの同定もしっかりと行います。
深沢 様
キノコの名前が分かると素晴らしいですね.はなあぶ誌への投稿も目標にされてみてください. 「日本のイエバエ科」の検索はいろいろと問題があるので難しいですね. 例えばMuscina 属は種によって鱗弁が小盾板から離れるものと接するものとの両方があるのですが,それだとイエバエ亜科の属の検索の冒頭からつまずくことになります. はなあぶ誌37号や44号,または海外の文献も併用することになります.
ご教示ありがとうございます。
・やはり日本のイエバエ科だけでは難しいのですね...。 ・キノコから羽化させることについては、恒温槽か何かを買うまではお預けしようと思っています。 どうも、室内で園芸用か何かの土とともに容器にいれてサランラップか何かで包んで(空気孔は開ける)保管するだけでは流石によろしくないみたいなので...。 以前採集したイロガワリ(Cyanoboletus pulverulentus)から何かの幼虫が100匹以上が外に出てきて、蛹化・羽化するのを楽しみに待っていたのですが全滅してしまいました...。 |
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