HY様.
マガリケムシヒキ類のようですが,写真での同定は困難です.
下記の報文を参考にしてください.
大石久志・田川勇治(1997)日本産マガリケムシヒキ属の再検討(1) はなあぶ 3:15-37.
市毛 様
マガリケムシヒキ類とご教示いただいたので、新訂原色昆虫大圖鑑で検索しました。その結果、マガリケムシヒキにいたりました。しかし、種の説明で次の点が少し異なるように思います。
1.「顔面下方隆起は上部に暗毛、下部に黄白毛を装い」となっていますが、この個体は、外側に暗毛、内側に黄白毛を装っているように見えます。
2.「触角第3節は細長く、前2節の和や端刺とそれぞれほぼ同長」となっていますが、この個体の第3節はそれらよりよりやや長い。
3.端刺(基部に1微節、末端に淡色微刺を所有)となっていますが、末端の微刺は見られません。
4.腹端(写真)をウェブサイトのムシヒキアブ図鑑で比較したところ、マガリケムシヒキより太く見えます。
ご提示いただいた報文は完売となっていますので取り寄せるのは難しいかもしれません。
ご教示ありがとうございました。
HY様.
やはり沖縄ということで,Neoitamus fertilis Becker, 1925となるのかもしれません.
雌でのNeoitamus angusticornisとの区別点は不明です.
P.S. 三枝豊平様,命名者名のスペルミスのご指摘ありがとうございました.
市毛 様、 三枝 様
貴重なご教示ありがとうございます。
マガリケムシヒキ属とわかっただけでもありがたい上に、Neoitamus fertilis Becker, 1925の可能性までご教示いただき感謝にたえません。
雄が採れたときに、また、投稿させてください。
ご教示に感謝いたします。