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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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カオジロヤドリニクバエ 投稿者: 投稿日:2014/10/12(Sun) 19:44:20 No.9020  引用 
採集場所は滋賀県米原市曲谷,標高430m,採集日は2014年8月13日,体長8mmです,
ダム湖畔の公園で,造成された小川のほとりにある大きな石の上にいました.

鬚剛毛や近辺の毛は抜けてしまっています.

今はアクセスできませんが,みんなで作る双翅目図鑑に提供された写真が保存してあって,それと比べました.


Re: カオジロヤドリニクバエ 投稿者: 投稿日:2014/10/12(Sun) 19:45:27 No.9021  引用 
文献は再びKurahashi,1970ですが,Senotainia albifrons の図と比べました.japonensis亜種になっています.
僕の標本はpahllusの先の色の薄い部分がへこんでしまった状態のように見えます.
針をあてたために変形したのかもしれません.
少し自信がないですが,同じものに見えなくもないと思います.

第5腹板はひずんで横を向いています.


Re: カオジロヤドリニクバエ 投稿者: 投稿日:2014/10/12(Sun) 19:46:24 No.9022  引用 
これは去年の同じ時期に撮影した写真です.2013年8月14日です.
実は採集もしているのですが,近づくと逃げられてまた戻ってくるというのを繰り返し,撮影したのと同一個体かどうかは分かりません.
この時は標本の扱いがまずく,かなり剛毛が乱れてしまいました.
また採集したいと思い今年も訪れ,今回は撮影はなしで,それでも何度も逃げられました.
去年も今年も目撃数は多くなく,もしかしたら同一個体の1頭づつのみだったかもしれません.
しかし同じ時期に訪れことができればまた発生しているのではないかと期待します.
それにしても何に寄生するのか気になるところです.


Re: カオジロヤドリニクバエ 投稿者:さんご 投稿日:2014/10/13(Mon) 14:16:30 No.9023  引用 
大宮 様

ご無沙汰しております.さんごです.

きれいな標本写真と生態写真を投稿してくださいまして,ありがとうございました.カオジロヤドリニクバエ,ヨコジマコバネニクバエ,ヒグラシヤチニクバエいずれも少ない種類で,きれいな標本写真は貴重と思います.

採集・撮影時の生態情報も大変ありがたいです.

特にカオジロヤドリニクバエの生態写真は,私は初めて見ました.大変貴重な写真をありがとうございす.標本では脱落しているようですが,vibrissaがはっきり写っています.長い爪も確認できます.腹部の斑紋ははっきりしないようですが,これは見る角度によって見えたり見えなかったりする紋なのでしょうね.日本産は1種のはずですし,見える範囲の特徴でも中国蝿類の記述と大きな矛盾はないようです.

ご指摘のように,ヤドリニクバエ亜科では,♂のaedeagusの先端部分はしばしば膜質で,薄皮を被ったゼリーのようになっている種が多く,乾燥標本では収縮変形してしまうことがあります.採ってきてまもないうちに観察しておくか,液浸状態で観察するとよいことが多いです.

今後もどんどん写真を投稿してください.よろしくお願いします.

まずは御礼までに.

Re: カオジロヤドリニクバエ 投稿者: 投稿日:2014/10/14(Tue) 00:13:12 No.9024  引用 
さんご様

こちらこそご無沙汰しております.コメントを下さりありがとうございます.

aedeagusについては,変形しやすい理由がよく分かりました.今後また機会があった時のために覚えておこうと思います.

腹部の斑紋については,角度を変えて撮ってみました.
中国蝿類の検索表や先の文献の記述と比べると,どの背板も比較的はっきりとした紋があるように思います.
ニクバエ類の腹部の模様なので変異があるのかもしれません.


Re: カオジロヤドリニクバエ 投稿者: 投稿日:2014/10/14(Tue) 00:14:35 No.9025  引用 
斑紋という事でもう一枚引っ張り出してきました.この写真は先の生態写真を撮って採集した後で,すぐ近くのアジサイで採ったものです.
頭を下にしてとまっているので,斑紋が見やすい角度です.採集する前に逃げられました.
採集した方のハエは現地では青灰色に見え標本では茶系に見えるので不思議なのですが,
このハエはまた別種だと思っていました.採集できなかったので何もアプローチしないままほったらかしでした.
テネラルなのか性別が違うのか,見慣れていないので連想することしかできません.

それにしても最近では,とにかくハエを確保することによって後でいろいろな情報を引き出せることがわかってきたので,
珍しいものが目に入ったらカメラは構えずにすぐに網を振るようになりました.
生態写真にも価値があるので難しいところです.


Re: カオジロヤドリニクバエ 投稿者:さんご 投稿日:2014/10/14(Tue) 21:14:33 No.9026  引用 
大宮様

追加の画像,どうもありがとうございます.腹部の斑紋がはっきりしました.写真がとても鮮明なので,大変参考になります.

2枚目の生態写真もすごいですね.いきいきとして,標本写真では表現できない何とも美しい姿です.こんな写真が撮れたらうれしいでしょうね.

最近は採集を優先されているとのことですが,悩ましいお気持ちがよくわかります.何の種類かが分からないと,せっかくの生態写真も,単なる「きれいなハエの写真」でしかなくなってしまいますからね.

ということで,またすばらしい写真を投稿していただけますと,とてもうれしいです.

今後ともよろしくお願いします.

Re: カオジロヤドリニクバエ 投稿者:さんご 投稿日:2014/10/14(Tue) 22:00:17 No.9027  引用 
大宮様

たびたびすみません.

今読み返して気づいたのですが,2枚目の生態写真はまた別の個体なのですね.

確かに,腹部の斑紋が前の写真と微妙に異なるようです.たしかに別種の可能性もありますね.

ただしニクバエの腹部の斑紋は見る角度で変わるものが多いので,斑紋からのみでは何とも言いにくいところです.

ただ,他に思い当たる種もありません.シロオビギンガクニクバエの♀に似ていなくもないですが,頭部の様子が異なると思います.カオジロの♀でしょうか?

やはり生態写真と同定の両立はハエの場合はきびしいものがありますね.

もし同じようなものを見る機会がありましたら,確保しておいていただけますか?

よろしくお願いします.

Re: カオジロヤドリニクバエ 投稿者: 投稿日:2014/10/15(Wed) 00:08:05 No.9028  引用 
さんご様

やはり一方向からしか撮れていない写真では随所が見えませんね.難しいと思いながらも貼ってしまいました.
ご検討下さりありがとうございました.
また同じようなものを見かけたらもちろん採集したいと思います.
採集場所は伊吹山の西を流れる姉川沿いで,車を停めてハエを探せるポイントが何か所もあるので,また行きたいと思っています.

その反面,今年は伊吹山山頂へは行きませんでした.
お花畑を中心にいろいろといるのですが,特別保護区では採集できず,採れることが条件のほうが楽しくなってきました.

今年のお盆の時期に姉川で採ってきたハエでまた投稿しようと思うものがあります.
またよろしくお願いします.
ありがとうございました.

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