頭部の拡大写真です。
腹部の模様です。
Baconl様.
御推測通り,Graptomyza alabeta(= G. ihai?)とG. itoi(= G. takeuchii?)で良いと思います.
G. alabetaは沿海地方南部と本州の記録だけで,北海道の記録はないようですね.
G. alabetaと酷似したG. ihai(基産地 奄美大島)は, Choi, Deuk-Soo; Han, Ho-Yeon, 2004: Redescription of Graptomyza ihai Shiraki Diptera, Syrphidae, first recorded genus and species in Korea. Entomological Research. 34(1):1-5.
で,韓国からも報告されましたが,形態的な差が微妙です(^_^;)
なお, 沿海地方にはG. alabetaに酷似した別種がおり,北海道でも採れるのではないかと思っています(小楯板が黄色,翅に黒紋を欠く).埼玉でこの種らしき個体が採れていますが,その後の追加記録はないようです.
G. itoiの方も,個体変異にそれぞれ学名が付けられたと思われます.
茨城@市毛様
早速の返信有難うございます。
G. alabetaについては、どこかへ報告を出そうと思います。この属は斑紋にはある程度変異があるようですね。近似種についても注意して見てみます。
日本産では他にokawaiとishikawaiが、これもitoiと同種のように見えますね。