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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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縦続けに申し訳ありません。 投稿者:蝿野 投稿日:2013/10/09(Wed) 09:44:31 No.8566  引用 
注文した本がまだこないので科レベルでの同定をお願いしたいのですが・・・(屋内害虫の同定法等用いていますが、わからないのがでてきました。)
翅脈がタマバエ科に似ているような気がします。


追加 投稿者:蝿野 投稿日:2013/10/09(Wed) 09:47:08 No.8567  引用 
翅脈です

Re: 追加 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2013/10/09(Wed) 14:57:23 No.8568  引用 
このような翅脈相を持つ翅はノミバエ科Phoridaeだけです。この科には多数の属がありますが、おそらくもっとも普通で、種数がおびただしく多い(勝手な推定ですが日本だけでも100種以上は生息しているでしょう。命名されているのは少数です)Megaselia属の種だと思います。間違っているかもしれません。

ノミバエ科は双翅目の科の中で幼生期の生態が最も多様な科です。一般に腐敗物を食べますが、テントウムシなどに寄生するもの、キノコ食、アリの頭の寄生者、ネアブラムシ類の捕食者、さらには奇妙な形態と生態を示すシロアリなどの蟻客、などなど枚挙にいとまないくらいです。

Disney, R. H. L.著 Scuttle Flies:The Phoridae。Chapman & Hall出版。が簡便なテキストです。
アリやシロアリとの関係が深いノミバエについては、近刊の丸山宗利他著の「アリの巣の生きもの図鑑」東海大学出版会、に興味深い例が多数示されています。

ノミバエ科は翅の前縁の途中まで伸びる前縁脈(多くは顕著な棘状の刺毛を生じる)、これにほぼ平行する2本の翅脈と、そのうちの後の翅脈から斜め後方に伸びる3本(または4本)の翅脈が特徴です。投稿されている翅の写真にもこの特徴がよく出ています。

Re: 追加 投稿者:蝿野 投稿日:2013/10/15(Tue) 09:57:23 No.8588  引用 
とても詳しくありがとうございました!

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