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実に19年ぶりにロシア、ウラジオストク市にある科学アカデミー極東支部生物学・土壌科学研究所を訪問しました。沿海地方は当時甲虫の研究をしていた私が初めてガガンボの採集をした地です。今回の訪問は標本調査と弘前大学との共同研究ができないかとの相談。ハエの標本はバシリ・シドレンコが整理していたのですが,彼が2010年に46才の若さで亡くなってから双翅目の担当者が配置されていません。ユスリカの研究をしているマカルチェンコさんは淡水生物学研究室の方で直接コレクション管理は行っていないようです。どうなっているのかも心配でした.
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