脚の色です。
Nagatomi(1997)によれば、Microchrysaの♀は次の検索表でわかるそうです。
5. Apical haired area of antennal flagellum smaller (fig.5D)..................6
apical haired area of antennal flagellum much larger than in japonica, nigrimacula, and shanghaiensis (fig. 4D).......flaviventrisa Wiedemann
6. Hind tibia with apical smaller half (except tip and ventral and dorsal surfaces) dark brownish to blackish......japonica and nigrimacula
Hind tibia entirely yellowish brown............shanghaiensis Ouchi
触角の図は添付したので参照ください。
アノニモミイア様
ご教示ありがとうございます!
図まで添付して頂いて、助かります。
確認ですが、もしかして検索のFig5Dが下の図Dで、Fig4Dとなっているのが図Cのことなのでしょうか?
触角鞭節先端の毛が生えた部分を拡大して撮影しました。
図についての疑問ありがとうございました。前に添付した図がFig. 4のM. flaviventrisで,Cが♂、Dが♀、今回添付したのがC. japonicaでFig. 5、Cが♂、Dが♀です
アノニモミイア様
ご回答ありがとうございます。
追加頂いた図で、明快にわかりました。
写真の種は、Fig. 4Dと同じなので、
ハラキンミズアブM. flaviventris ♀
という結論ですね。
提示頂いた図と検索をもとに、他の標本も見直してみたいと思います。
ありがとうございました。
斉藤@岡山様
今回の写真も含めてニクバエなどの、微細な部分を鮮明な写真撮影されていますが、これらの撮影に使われている機種やレンズについてご教示ください。よろしくお願いします。
アノニモミイア様
私の撮影機材は以下の通りです。
ボディ:Canon EOS60D
レンズ:Canon NFD28mm F2.8(逆付け)
+ケンコー製リバースアダプタ(EOSボディ用)
+Canon FDリバースアダプタ(FDレンズ用)
その他:LPLコピースタンドCS-40(ライトはLED電球に交換)
撮影時はUSBでPC直結
フォトショップエレメントで若干の加工
現在、撮影目的だけでなく、我が家のメイン実体鏡(デジタル実体鏡)として使っています。
レンズの構成上、画像の横幅が9mm弱と、撮影倍率は固定です。
交尾器などの写真は、一眼の解像度を活かして、かなりトリミングしています。
撮影時は、絞りをF8前後とし、ピントはコピースタンドで合わせ、手ブレ防止のためにマウスでリモート撮影しています。
PCの17インチディスプレイにライブビュー表示させ、同定部位にピントが合ったらカシャ!
昨年11月に、昔使っていた銀塩カメラ(Canon A-1)を下取りに出して、今さらながらにデジカメデビューです。
撮った画像をその場でPCで拡大表示したり、フォトショップで見やすく加工するのが面白くて、嵐のように投稿してしまいました。
お騒がせして、どうもすみません。
斎藤@岡山さま
撮影方法を詳細にご教示いただきありがとうございました。デジカメの進化にまったく追いつかないで、超古典的な機材で撮影しています。2度ほどその当時としては新しい機材を入手したのですが、技術習得がわるいのか、機材に少々難点があったのか、これらはお蔵入りで、今は修理部品さえもなくなっている初期のクールピックス一本で撮影しているような現状です。皆さんの方法を参考にさせていただいて、そのうち何とか目的にあった機材を購入しようと思っています。ありがとうございました。