2枚目です。
翅の黒点や頭部の黒い模様が少し違いますが、もしかして性差の違いとかあるのかな?(ぜんぜんわかりませんが。。)
3枚目です。
4枚目です。
5枚目です。
6枚目です。
よろしくお願いします(汗!汗!
ガガンボもなかなか手に負えませんね。素人ですので、詳しい方からのコメントがあるまでということで・・・
北隆館の大図鑑では、エゾホソガガンボについて、腹節背板の中央1条、側縁1条、及び第8腹節は黒色とされていることから、1番、4番はエゾホソガガンボの♀、5番は同じくエゾホソガガンボの♂では。
なお、過去ログNo.4111にケンセイさんが、キイロホソとエゾホソの画像をアップしてくださっています。
yamasanae様、コメントありがとうございます。
ケンセイ様の画像は、いろいろ検索したときに拝見しました。
腹端の特徴など、似ているけど。。と思いましたが、やっぱりそうなんでしょうかね?
その他の種類の画像や分布域を示したものが見つからず、Nephrotoma quadrifaria というのも似ていたのですが、これも分布とか詳細はわからなくて、素人の集める情報では、決め手にかけますね(笑)一度、ちゃんとした情報をお聞きしたいなと思いまして。。たぶん今お忙しいはずなので、半分だめもとで待ってみます^^ゞ
呼ばれて出てきましたケンセイです^^
ガガンボ科のNephrotoma属は良く似た種が多く、図鑑類などの絵合わせでは同定は不可能だと思います。
基本文献は以下になります。
Oosterbroek, P., 1985. The Japanese species of Nephrotoma (Diptera, Tipulidae). Tijdschrift voor Entomologie, 127: 235-278.
ネットではゲットできないようなので、必要な場合は問い合わせください。私もこの文献で同定していますが、検索表が長文でまだ完全には翻訳していないため、♀の同定はほとんどしていません。もっぱら特徴的な♂の交尾器に頼っています。画像は♀なので、標本があったとしても私には同定できないと思います。
Tipula属もある程度同定できるようになりたいと思っていますが、Nephrotoma属が日本で記録されているのが35種程度であるのに対して、Tipula属は日本で記録されているのが110種以上で日本未記録種あるいは未記載種が200〜300種程度はいるとのことなので、現状ではとても無理だとあきらめています。
最近達磨さんがユウレイガガンボ類、シリブトガガンボ類、コシボソガガンボ類などの論文を次々と発表しており、さっぱりわからなかったガガンボのグループが少しづつわかるようになってきています。そのうち達磨さんがTipula属にも取り組んでもらえると思っていますので、楽しみに待ちたいと思います^^
ケンセイ@ガガンボ類はすぐにたくさん採れてしまうので、最近は省スペースのために♂しか採らないように心がけています
ケンセイさんに「次々と発表」なんて言われると、お恥ずかしい。穴がなくてもどこかに入りたい気分です。
さて、写真を撮影された場所はどこですか?これも同定のヒントになるので是非教えてください。明日、研究室から出られない事情があるので調べてわかる範囲でお答えします。
基本的なことを忘れていました。
場所は阿武隈山地標高550mぐらいです。
写真では、難しい種類なのですね。
双翅目は 〜の仲間まででもわかれば充分嬉しいです。
私が写真で分けているだけでも不明種がものすごいのです。
〜の仲間というのが、わかるようになるのも結構大変な話っぽいですが、わかるようになりたいと思う今日この頃です。。
皆様には、負担になるときは、スルーしていただき、細く長くお聞きしていければと思っております。m(_ _)m
写真からの判定は難しいので参考までに。少なくても3種いるようです。
2番と3番はN. virgata (Coquillett, 1898) キイロホソガガンボかな?
(1番)と(4番+5番)は別種で、不明。
6番目は羽化後間もない個体?の様で保留。やはり背面からの写真だけだと難しいようです。
達磨様、どうもありがとうございます。
2番と3番、4番と5番が同じ種というと雌雄そろっててかなり助かります。これからもこの4種で分けて情報を増やしてみたいです。因みに出現期を見てみました。(2010年物で)
1番:7月上旬
2,3番:6月上中下旬 9月中旬
4,5番:6月上旬
6番:6月中旬
でした。