頭部、胸背、後姿、
そして翅です。
よろしくお願いしますm(_ _)m。
猫又様,御無沙汰しております.
極東の昆虫の検索でも出てこない斑紋ですね.
私も,フタヤマハマダラミバエAnastrephoides matsumuraiとは別物だと思います.
どちらかというと,近縁のMyoleja属(Shunraia Ito)に似たような斑紋の種類が見られます.
ほげさんのコメントを期待しましょう.
茨城@市毛さま
コメントありがとうございます。こちらこそ、ご無沙汰しております。毎度、やっかいなモノを持ち込んですみません。
確かに、お示しいただいた図と比べると、Myoleja属の方が斑紋パターンが似てますね。でも、どれもそこはかとなく違いますね。むむむ・・・
そうですね、ほげさんのコメントを待ってみます。
Wang, 1996の写真をみてもMyoleja sinensisか、その亜種位の違いではないでしょうか。
猫又さま皆さま
どうもです。ほげです。ミバエが好きです。昨日は談話会の八王子調査会に行っておりました。ちょっとだけミバエも採りました。
最近はミバエネタが多くてうれしいです。その割に私のレスポンスが遅く、申し訳ありません・・。
さてご質問のミバエですが…むむむ?確かに「安直絵合わせ」にも伊藤修四郎博士のモノグラムにも載っていませんね(^_^;)。
素晴らしい標本写真ですので、これを見ながら手持ちの文献をあたってみた結論としては、三枝先生と同様、Myoleja sinensis (Zia)もしくはそれに極めて近い種(亜種)ということで良いのでは、というものでした。
文献上の記録としては、市田さんの「青森県のミバエ科」(津軽昆虫同好会 Celastrina No.29 1994年)に同種の報告があります。市田さんの書かれた論文ということだけでも十分ですが、標本の同定にはさらに伊藤修四郎先生の手も加わっておりますので、まず間違いはないだろうと思われます。
私の手持ちの標本(日本産)とも比べてみましたが、翅紋のパターンなど一致しており、同種と考えて間違いないようでした。
いつか、本家のMyoleja sinensisも見てみたいものです。
貴重な標本と思いますので、大事になさって下さいましm(_ _)m
三枝先生、ほげさま
色々調べていただきまして、ありがとうございます。
Myoleja sinensis もしくはごく近縁の何かという線で良さそうですね。茨城@市毛さんのお示しになったsinensisの図とは、斑紋が少々異なりますが、亜種レベルの変異だろうということですね。
ありがとうございました。
標本は、出来れば秋の同定会に持って行きたいと思います。
本種に対する私やほげさんの見解をミバエの分類に詳しい末吉昌宏博士に問合せましたら、私たちの見解でいいのでは、というご返事をいただきました。だいたいこの線で落ち着きそうですね。
三枝先生
末吉博士にお問い合わせして下さったのですか!!
ありがとうございます。お手数をおかけしてすみません。
M. sinensis(亜種かもしれない)と判断して良さそうですね。