いつも とっても有用な情報 ありがとうございます!
Geranomyia属について調べておりましたところ、有用な情報を見つけましたので、メモしておきます。
日本産の全13種の翅紋・翅脈・分布があり、非常に見当をつけやすくなります。+見当がついたら、オス交尾器+検索表で種まで落とせます!
願わくば、こんなに まとめてくれているのだから、和名をふってほしかった+見つけにくいジャーナルでなく、皆が見つけやすい報文で出してほしかったです〜。
このグループは中国や韓国などアジア圏での報文がたくさんかかりますので、これらの種と整合が取れているのか・・・?
<タイトル>
Kato & Kato(2020)Two new species of the genus Geranomyia Haliday, 1833(Diptera; Limoniidae) from Japan, with notes on the Japanese species.
おのむし様.
Geranomyia属の新しい論文が出てたのですね.
北海道や九州などの新分布も増えてます.
なぜか,この論文はCatalogue of the Craneflies of the Worldに載ってませんね.
近年,中国や韓国から記載された種類との関係については,殆どの論文の謝辞にDrexel Univ.のDr.Gelhausが出てきますのでチェックされていると思われます.
和名はメジャーな昆虫でないと,苦労対効果が悪いです.
せっかく考えて和名を付けても,使われない事が多いです.
残りのLimoniidaeや他のガガンボ類についても,早めに解説や検索を出してほしいものです.
毎年秋になると、セイタカアワダチソウその他のキク科の花によくやって来る普通種です(写真は、東京都世田谷区西部で2010/11/02撮影)。翅脈からヒメガガンボ科と思います。口吻が長いのですが、クチナガガガンボほどではなく、また少し曲がっており、途中に小腮鬚の様なものが認められます。今までに何度か撮影していますが、全て同じ特徴を持っていました。 翅脈を含めてかなり特徴的、且つ極く普通種なので、何とか種まで落ちないものでしょうか(ガガンボ類の3/4は未記載か未記録だそうですが・・・)。 体長は約8mm、翅長は約7mmです。宜しく御教示下さい。
先ずは全体像.
頭部の拡大ですが、口吻の先端は遂に撮れませんでした。
翅脈です。Scが良く見えませんが、他のぼけた写真を見ると、ScはR1に平行して存在しており、矢印Aの所でSc1とSc2(Sc-R)に別れ、直後にSc1は前縁脈に、Sc2はR1に終わっています。 矢印Bの所は、どうなっているのか良く分かりません。R1はR2+3に繋がっている様に見えます。
最後に腹部と尾端です。ピクセル等倍なのでかなり荒れています。
交尾器の詳細がわからないので「絶対に」とはいえませんが ヒメガガンボ科ヒメガガンボ亜科の Geranomyia gifuensis Alexander, 1921 に一票。 本州で記録されているGeranomyia属既知種で翅に斑点模様がないのは 本種のみです。
早速の御回答有難う御座います。
白神自然観察園での御仕事に多忙で、暫く御回答を頂けないのではないかと案じておりました。 東京都内の住宅地で極く当たり前の普通種なのですが、TKMにも何故か見当たりません。都内ではケンセイ様が頑張っておられるはずなのですが、まだ分類が確定していないせいなのでしょうか。 「斑点模様がない」とのことですが、6587の写真には矢印B(何故かBの字が抜けています.後で写真を差換えておきます)の所に、不明瞭な斑紋があります。背景に紛れて分かり難くなっています。 ブログの方には「Geranomyia gifuensis ?」とする予定で居ります。
今後とも宜敷御指導下さい。
アーチャーン様
>東京都内の住宅地で極く当たり前の普通種なのですが、TKMにも何故か見当たりません。都内ではケンセイ様が頑張っておられるはずなのですが、まだ分類が確定していないせいなのでしょうか。
どきっいずれガガンボ屋を名乗ろうと目論んでいるのですが・・・まだまだ修行中の身なので、私がわかるグループは限られています。特にヒメガガンボ亜科はまだほとんどわかりません。ぜひ、これからも気になるガガンボをアップして達磨大先生からコメントをもらってください。私も勉強させて頂きます^^
ケンセイ@当面は八王子市史のため八王子市のハエ目募集中
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