小さな蜂を捕らえて吸汁しているアブ?を撮りました。
8月中旬 里山@山形県川西町 黄緑の平均棍が目立ちました。 手元の図鑑を眺めてもさっぱり分かりませんでした。 「○○の仲間」で結構ですので、ご教示頂けると助かります。
ムシヒキアブ科イシアブ亜科のChoerades属の一種ではないかと思うのですが、種の識別ポイントが写っていないので、この画像からはそこまでしか同定できないと思います。
ムシヒキアブ科の場合、背面、翅脈、頭部側面(特に口器が確認できること&後頭部の毛の状況が確認できること)、頭部背面、♂交尾器の背面&側面がわかることが詳しい同定には必要です。
イシアブ亜科であることは間違いないですが、口吻が長く見えることと、よく見えないですが口吻の先端が上方に反っているようにも見える(獲物のヒメバチの腹部腹面第2節と第3節の間に刺していると思われるので)ことから、Mactea matsumurai カタナクチイシアブの可能性もあると思います。
口器が側面からばっちり見える画像があれば確認できると思います。
すみません。私がうっかりしてました。私も雰囲気的にはカタナクチイシアブをうたがっていたのですが、属の学名を打ち間違えました。pakenyaさんの意見に同感です。
ただし、この画像のみではやはり種名の断定は出来ませんので、イシアブ亜科の一種とするのが良いと思います。
ハエ男様、pakenya様
とても親切なご指導ありがとうございました。 たとえ大雑把な分類でも名前が付くと嬉しいです。 残念ながら、なんとか上手く撮れた写真はこの二枚だけです。 肝心の口吻は獲物の腹部に隠れてしまったのですね。 撮影後は同定のため採集したかったのですけど、この日は網を持ってなくて無理でした。 今後の指針となるポイント(目の付け所)も教えて頂きまして感謝感謝。 http://www3.kcn.ne.jp/~tgw/web_page/laphriinae-pict.htm 獲物の正体がヒメバチと分かったのも嬉しい収穫です。 |
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