こんちは。
画像だけですので 断定はできませんが、ナガマドキノコバエかその近似種ではないかと思います。 近似種がどれだけいるかはよくわかりませんが、このあたりの種として 調べてみたらいかがでしょうか。 なお、ナガマドキノコバエと思われる種は、関東の平野部では時々採れます。
写真のキノコバエはバグリッチさんが指摘しているように,Neoempheriaナガマドキノコバエ属の1種です。N. ferruginea (Brunetti)ナガマドキノコバエそのものはインド(アッサム及びカルカッタ)から記載された種で,翅の前縁が広く暗色で,この部分が翅中央にあるM脈で構成される叉状脈内の暗色部と分離されていて,あなたの種のように帯状にはつながっていません。
Neoempheriaは類似しているMycomyaと異なり,R2+3脈で仕切られた翅室が長いのでナガマドの名称があります。この翅室はMycomyaではほぼ正方形です。Mycomyaに比較するとNeoempheriaは熱帯系で,暑い地域に多数の種が生息しています。日本列島には10数種以上が分布していますが,ほとんど研究されていません。 最近,本属の一部の種がハウス栽培の茸類を著しく加害するので,注目されています。
バグリッチ様、三枝豊平様ありがとうございました。
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