これはガガンボ(ガガンボ科とヒメガガンボ科)ではありません.一見体形がガガンボに類似していますが,これとは類縁性が遠いガガンボダマシ科(Trichoceridae)の1種です.翅後縁基部近くに湾曲した短いA1脈(伝統的A2脈)がはっきり写っていますが,これがこの属の重要な特徴です.
なお,このように翅に顕著に発達した斑紋を持つ種はT. maculipennis群に属するものです.詳細な種の同定には達磨大師のお出ましが必要でしょう.
アノニモミイア先生のご意見の通り、ガガンボダマシ科の一種で、翅の模様からTrichocera maculipennis Meigen,1818ウスモンガガンボダマシそのものと思います。この個体もご自宅で見つけたとのことでしたが、畑の周りや公園、庭、墓地などで見られるものです。
アノニモミイア様、達磨様、ありがとうございます。
科名にたがわず、すっかりだまされてしまいました。 ガガンボダマシが身近なところに生息していることが分かりました。 |
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