Geniの画像もつけます。
Surstylusは、はなあぶ17号に市毛さんが載せられたものより少し太めに感じますが、基本的な形は同じです。Cerciが丸っこいのも一致しています。
腹部第7腹板の突起はありません。
額突起がキガオよりずいぶん突出するので、顔つきも違いますね。
pakenya様.
本邦2度目のカラー画像ですね;^_^)
中部山岳以外の情報が皆無ですが,本州の亜高山帯に広く分布していると考えています.
私は,栃木県奥日光で複数採集しています.
BleraやLejotaは,採り難い種類のようです.
山口ではBleraが多かったようですが,今年は環境が変化した為殆ど採れなくなったとの話です.
茨城でも,10年近くハナアブ採集に通っているフィールドで,昨年初めてニセヨコモンハナアブが採れ,今年はトゲモンハナアブのおまけが付きました.
反対に,フトタカオハナアブ等が著しく減少しました.
甲虫のように,種類ごとに採集テクニックを開発できれば良いのですが,ハナアブについては山頂や山頂直下のギャップに集まるのを採集する方法しかないようです.
また,大概のハナアブは,一度採集した場所で3〜5年程度は連続して採集出来ています.
市毛様
いやー、失礼いたしました、ハナアブの世界にしっかり雌雄の画像が出ていましたね。すっかり失念しておりました。
晴天日の山頂部には、多種多数のハナアブが集結していてとても楽しいのですが、山頂ではオスばかりの様で、メスがなかなか得られない感じですね。極力周辺の花に来ているものをチェックするようにしてメスも探しています。
カオスジモモブトのオスはこのようなヒルトップで得ましたが、メスは同じ山の裾で満開のウワミズザクラに飛来していました。
自分の標本台帳には、どのような状況で採集したのかを極力メモするようにしていますが、こんな情報も共有できると役に立つかもしれませんね。
それにしても、Spilomyia似のナガハナアブ:チャイロモモブトナガとかってに呼んでいます(はなあぶ22号に投稿したヤツです)は追加ができません。どんな習性なんでしょうね。
ではまた
pakenya様.
そうですね.オスが山頂でホバリングやテリトリー行動を行い,やや下側で訪花しているメスが採れるパターンは良くあります.
また,チャイロモモブトナガと呼んでいるのは,Spilomyia属の1群で良いと考えています.
離眼的といっても,雌雄とも明瞭に離眼的な属とは異なり,オスの複眼が僅かに離れているだけですから,Mallota属などで時折見られるパターンと考えています.
したがって,訪花性が結構高いと思いますので,花狙いが良いのではないでしょうか.また,Spilomyia属のメスは朽木にも時折飛来し,それを狙ってオスがテリトリーを張ることがあります.
なお,栃木での採集例は山頂でのホバリングですので,こちらにも注意が必要と思われます.
pakenya様.
先週末,20年ぶりぐらいに山梨に行ってきました.
(茨城・日光地方以外に行くのも5年ぶりぐらいです;^_^)
標高1700m程の山間部で,アイヅシモツケにBleraやミヤマキガオモモブトハナアブ が集まっているのを見つけ,付近一帯のアイヅシモツケを2時間近く採集してみました.
ミヤマキガオモモブトハナアブ のオスは花に止まってメスを待ち伏せている個体が多く,時折花の周辺でチェイスを繰り返す個体を掬うとメスが入りました.雌雄の比率は1:8ぐらいです.
テネラル個体が結構混じっていたので,少々時期が早かったようです.
やや標高の高い場所のミヤマザクラでもミヤマキガオモモブトハナアブが数頭採れました.
それにしても居る所には居るものですね.
す、す、すご!
でも、この画像、興味のない方には、ちょっとキモイかも。