56340632
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [通常表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: 興味深い有弁類 (4) / 2: ニセジョウザンケイ? (1) / 3: アシマダラブユ亜属? (2) / 4: 4枚翅のハエ? (4) / 5: ヤドリバエの仲間だと思うのですが (2) / 6: ガガンボ類の幼虫でしょうか? (6) / 7: トゲヒメヒラタアブでしょうか? (2) / 8: 京都府で得られたショウジョウバエ (5) / 9: 房総半島海浜のツルギアブ科(不明種?) (3) / 10: 富士山のアブ (2) / 11: クシツノアブ科について (2) / 12: Eupachygaster tarsalisメス? (1) / 13: ネグロクサアブ?の抜け殻 (7) / 14: ミズアブ科?不明種について (5) / 15: ハナアブ科不明種 (3) / 16: Choerades amurensisでしょうか? (6) / 17: Tabanus属? (2) / 18: 無題 (2) / 19: 無題 (3) / 20: ヤドリバエの不明種につきまして (2) /


[ 指定コメント (No.4274) の関連スレッドを表示しています。 ]

嶌 洪先生のサイトのその後 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/13(Wed) 11:39:08 No.4272  引用 
イチモンジセセリとオオリリシジミより出たヤドリバエ科について調べて欲しいとの依頼をされヤドリバエ科について調べようとして、九大の嶌 洪先生のページを見ようとしたら消滅してしまっていました。(退官されたのですから当然といえば当然なのですが・・・)

あのサイト内にはヤドリバエ科の既知の寄生主の一覧みたいなのが見れるページがあったと思うのですが、あのサイトのその後をどなたかご存知ありませんか?

Re: 嶌 洪先生のサイトのその後 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/13(Wed) 12:09:11 No.4274  引用 
サイトの行方は知りませんが,寄主一覧では以下の文献があります.

Shima, H., 2006. A host-parasite catalog of Tachinidae (Diptera) of Japan. Makunagi/Acta Dipterologica, Supplement 2,171pp.

双翅学会は嶌先生がもっぱら動かしていたのですが,退官後どのようになっているか把握していません.しかし,この文献の入手を希望されるのでしたら,下記宛に問い合わせたら連絡が付くかもしれません,

〒810-8560 福岡市中央区六本松4-2-1
九大大学院比較社会文化研究院生物体系学教室内 双翅学会.

なお,あるいはお急ぎでしょうから,同書では:
イチモンジセセリは Argyrophylax apta (Walker) 
          Bessa parallela (Meigen)
Compsilura conscinnata (Meigen)
Exorista japonica (Townsend)
Halidaia aurea Egger
Nemorilla floralis (Fallen)
Sturmia bella (Meigen)
Thecocarcelia oculata (Baranov)
T. sumatrensis (Townsend)

オオルリシジミには Aplomyia confinis (Fallen)

が寄生者としてリストアップされています.Fallenのeにはアクサンテーギュがつきます.
          

Re: 嶌 洪先生のサイトのその後 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/13(Wed) 14:23:15 No.4276  引用 
アノニモミイアさん>情報どうもありがとうございます。

今度の土曜にその現物の受け渡しをするので、お教えいただいた候補を頭に入れ、調べてみたいと思います。

でもハエ屋以外の方から受け取る標本は♀がなぜか多いんですよね・・今度もそうだったら・・・やっぱしわからないかもしれません・・・ちょっと心配です。

Re: 嶌 洪先生のサイトのその後 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/14(Thu) 10:31:02 No.4288  引用 
Calyptrataeというのは私には全く苦手で,見る前から逃げ出したい気持ちです.ヤドリバエの研究者は良く横顔なんかで分かるものかと,その才能にはただただ感嘆するのみです.ましてや,雌のCalyptrataeは大変でしょうね.
篠永先生のイエバエ科も一度ならず検索を試みるのですが,なんとかアプローチできるのはCoenosiinaeくらいでしょうか.Limonophoraなんかは渓流で良くとれるので一杯標本をもっているのですが,本土産のはごく少数しか篠永先生の本にはでていません.これも検索が難しい.
ハエ男さんや皆さんはまあよくもキンバエやニクバエを同定されますね.尊敬です.

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -