仕事でここ1週間ほど北海道へ飛ばされてました(^^;)。
帰り際に少し時間を作って、石狩の海岸方面に行ってちょいとハエ採ってきました。採れたハエは、ゴヘイニクバエ、ハネボシスナニクバエ、ギンガクヤドリニクバエで、なぜかニクバエ亜科のものは採れず???。カンカン照りで暑かったせいかもしれません。 いや〜、北海道にもゴヘイいるんですね。石狩なら、日本海側の砂丘地帯って条件には一応合ってますし。 ただ、採った環境が典型的な砂浜ではなく、人工的に地ならしした後に草が疎生してきたような、どちらかといえば草原チックな場所だったのが、今ひとつ腑に落ちない・・・(謎)。 採集記録 石狩市 2007年7月1日 ・ゴヘイニクバエ Sarcophila japonica (Rohdendorf,1962) 2♂ ・ハネボシスナニクバエ Phylloteles formosana (Townsend,1933) 5♂ ・ギンガクヤドリニクバエ Metopia argyrocephala (Meigen,1824) 1♂
北海道にもいたんですね・・・ゴヘイニクバエ・・重要な記録ではないですか・・ゴヘイの北限を知りたかったんですが、北海道までいるとなるとあとは樺太ですか?
まあ、整地したとしてもわざわざ本州から土砂や砂を運ぶわけはないので、北海道土着の個体群なんでしょうね。
猫又様。
先月、札幌の木野田氏との会話で猫又様が出てきたのには驚きました。数年前まで札幌にいたのですから当然のような気もしますが、猫又様も顔が広いのですね(^^♪ 彼も守備範囲が広いので、ニクバエなどもポツポツ採っており、自宅が海岸に近いこともありハネボシっぽいニクバエも入っていたと思います。 廣永氏が九州に行ってしまったので、ハエ仲間がいなくなってしまい寂しそうでしたので、この掲示板に誘っておきました。 小樽市の新川河口周辺なども、海浜性のDipteraがたくさんいそうでした。(それにしても、海岸にカシワ林があるというのは、世間知らずの私にはショックでした;^_^) 先日、やっと極東の昆虫の検索第4巻が届きました(^^ゞ 前回やたらと時間が掛かったので、航空便希望で注文したのですが、69EUR(11500円)の本に対して航空便で32EUR(約5000円)掛かると問い合わせがきたので、やっぱり普通便(船便)にしました。 (エコノミー航空 (SAL)便を聞いたのですが、英語が下手だったためか無視されました;^_^) 結果的には、3月上旬に注文して6月中旬の受け取りとなりました。 最新のこの本でも、ゴヘイの分布は、沿海州、日本(本州)、韓国、中国北東部となっています。 ぜひ、次号の「はなあぶ」に投稿して下さい。 |
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