20553812
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [通常表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: デガシラバエ科の一種?でしょうか (2) / 2: 無題 (0) / 3: 無題 (2) / 4: 西穂高のガガンボ (5) / 5: 春先のアブにつきまして (2) / 6: Handbooks for the Identification of British Insectsの無料PDF集 (0) / 7: 種名がわかりません (2) / 8: ヤドリバエ科Phytomyptera属? (16) / 9: クシヒゲガガンボの仲間? (4) / 10: Sturmia属の不明種について (11) / 11: このヤチバエがわかりません (4) / 12: ムシヒキアブ交尾 (2) / 13: 流水性のテンマクエリユスリカ属幼虫の生態 (5) / 14: 全てSyngamoptera flavipes (Coquillett, 1898)? (4) / 15: ムシヒキアブ図鑑 久々の更新 (1) / 16: 2枚目です (2) / 17: よろしくお願いします。 (0) / 18: ハナアブ2種 (2) / 19: ハナアブ2種 (2) / 20: ヒメガガンボ科-Pilaria sp.? ♂ (4) /


[ 指定コメント (No.3013) の関連スレッドを表示しています。 ]

今度こそヒメイエバエか? 投稿者: 投稿日:2007/02/14(Wed) 20:05 No.3010  引用 
再度チャレンジです。先のハナバエと同様に、先日自宅のマレーズに入っていました。

体長は約5mm

翅脈のA1とA2を見る限り、ヒメイエバエ科のようです。

よろしく御願い致します。



Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者: 投稿日:2007/02/14(Wed) 20:06 No.3011  引用 
交尾器です。

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者: 投稿日:2007/02/15(Thu) 10:59 No.3013  引用 
記載文などにあるヒメイエバエ科の交尾器の図はほとんどが側面からではなくて後正面?からの図です。後正面からの画像はありませんでしょうか?あればヒメイエバエ科ならほぼわかると思うのですが・・(ニクバエ科やクロバエ科の場合はゲニが側面図が多いので、この点はニクバエ科等とは異なります。)

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者: 投稿日:2007/02/15(Thu) 20:02 No.3014  引用 
ハエ男様。

後ろ側から写してみました。
以前頂いた交尾器図集には載っていないようです。

よろしくお願い致します。


Re: ?? 投稿者: 投稿日:2007/02/15(Thu) 20:51 No.3015  引用 
ヒメイエバエ科にしては中央に見えるcercal plateが長すぎるような気がします。また腹部にも紋が見えますが、ヒメイエバエ科で腹部に紋があることが知られているのはコガタヒメイエバエと最近見つかったワラベヒメイエバエの2種のみです。少なくとも今回の画像は交尾器を見る限りこれらの2種ではありません。(ヒメイエバエ科じゃないかもしれません。)

ちょっと気になるのが頭部のPalpiなのですが、もしかして広がってませんか?

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者: 投稿日:2007/02/15(Thu) 21:20 No.3016  引用 
胸部の画像を拡大してみますと腹胸側板剛毛sternopleural bristlesが3本でほぼ正三角形(二等辺三角形)の配置になっています。

これはヒメイエバエ科ではなくイエバエ科のトゲアシイエバエ亜科やハナレメイエバエ亜科に見られる配置です。

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2007/02/15(Thu) 22:05 No.3017  引用 
こんちは。

 画像の種は、ハナレメイエバエ亜科で良いと思います。
 画像の特徴からは、ハッキリ言えませんが、ホソハナレメイエバエに似てるのではないかと思います。

 ”日本のイエバエ”を人に貸しているのですが、よく似てると思います。

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者: 投稿日:2007/02/16(Fri) 00:20 No.3018  引用 
ハエ男様、バグリッチ様、ありがとうございます。

日本のイエバエで検索した結果、ホソハナレメイエバエ?Caricea erythroceaのようですが、体長が5mmと大きいのと腿節が基部しか黄色でないことが気になります。

こうなると交尾器の図が欲しいです。

英文と和文で和名が異なっているのも困りものですね。

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者: 投稿日:2007/02/16(Fri) 03:27 No.3019  引用 
Caricea erythroceaのゲニの側面図でしたら中国蝿類(上)のp923 図2126にありますが、これでわかるかは?といったところです。

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者:ゴンハエ 投稿日:2007/02/16(Fri) 18:57 No.3020  引用 
『日本のイエバエ科』は力作で,一つの科の総説として大変ありがたく便利なものです.しかし,急いで出版されたのか各所にオヤッという箇所が見られますので,ご注意!

ご指摘されたCaricea erythroceaの和名も英文のローマ字表記のチビハナレメイエバエが和文の検索表ではホソハナレメイエバエになっていますし,Caricea属の英文の検索表の4.『5th sternite large and anterior half yellow』が和文の検索表では『第5腹板は大きく,先端1/2は黄色』となっていて,anterior halfは普通に訳すと前半ですが,和文では先端になっています.

このほかに,英文の各種のRemarkの項目が,文法的に腑に落ちない箇所がしばしばみられます.この英文を作文の参考にするときには注意した方がいいのでは.

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者: 投稿日:2007/02/16(Fri) 22:53 No.3021  引用 
ゴンハエさんご指摘の箇所について、種ごとの解説本文には『posterior half』と書いてあります。おそらく、この部分だけは和文の方が正しい可能性が高いと思います。

このようなくい違いがある場合、概ね英文の検索表が正しくて和文の検索表が間違っているようですが、油断は出来ません。ほんとに難儀な本です(汗)。

Re: 今度こそヒメイエバエか? 投稿者:ゴンハエ 投稿日:2007/02/17(Sat) 12:36 No.3022  引用 
猫又さんご指摘のように検索表は英文の方が正しいようです.でも,英文も前の投稿でRemarks(Remarkは間違いでした,ゴメンナサイ)の項目といいましたが,BionomicsやDistribution,検索表にも腑に落ちない部分が散見されますので要注意.私も英語はダメなほうですが,以下のようなのがフツウの英語では?違ってたらスミマセンm(_ _)m:

p.15のDistributionは,
Widely distributed in the Palaearctic, Nearctic and Neotropical regions. In the Oriental region, this species is not widely distributed, and it is also recorded from various parts of the Ethiopean region.

P. 24のRemarksは,
The present species is closely related to the T. hirtulus and T. cunctans, but it is easily differentiated from them in having golden body and straight hind tibiae.

p. 71のBionomicsは,
Breeding sources of the species are generally phytophagous animal dung.
The adults are collected from deer, Cervis nippon, in Nara city....

p. 298のRemarksは,
This species belongs to the tigrina-group of Hennig (1961) and is closely related to C. aternnuata....

Coenosiaを同定しようとして検索表を引くのも苦労しました.ちゃんと引くには次のようになっていないと.
p.291のCoenosiaのkeyは,
1. Thoracic pleura entirely yellow without dense dust..
Thoracic pleura brown or dark color with grayish dust....
2. Fore femur black.......
Fore femur extensively yellow....
3. Legs entirely black, ventral surfaces of mid and hind legs with numerous long hairs....
Legs bicolored and with entirely black fore femur...

こんな点はたくさんあります.揚げ足を取るつもりはありません.その筋の学者の方が書かれたのですから,安心してついまねしたくなりますので.でもこの本は大変ありがたい本で,アセスで捕れるイエバエ科がようやく同定のメドがつくようになりましたo(^-^)o.でもPhaoniaなんかとても難しくて(>_<).

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -