顔のアップ画像も貼っておきます。
でかくてかっこいいので、名を知りたいです。
pakenya様。
Laphria属の頁を見ると、オガサワラ、オキナワ、ハキ、ヤマト、サッポロと地名が並んでますね。
いつものことで、採集地が違うから別種、毛の色が違うから別種という調子だったのでしょう。
再検討するのに、同定済みの標本が多数残っていれば良いのですが。松村標本のAsilidaeは5箱ぐらい残されていたと思います。
ハナアブの場合はもっと深刻で、北大に残された松村標本は北大箱で12箱、約1500頭。
同定ラベルは殆ど皆無。箱も入れ替えられているようなので、タイプ標本が見つからない種類の再検討は絶望的です。
古いタイプ標本の中には、退色していたり油が出ていたりする標本もあるので、細部の色を見るのはかなり大変です。毛が剥げている標本も多いです。
*北大箱:北大昆虫学教室オリジナルの標本箱、大きさはドイツ箱の中型程度? コルクの代わりに障子が張られている(マッペ?) 近年の箱はポリフォーム敷きに変更。箱の開閉で翅が傷まないように、蓋が桐蓋とガラス板の2重になっている。気密性はあまり良くなさそう。虫害の少ない北海道だから許される構造?
いずれにしよ、ムシヒキアブ屋さんの検討を待つしかないようです。
市毛様、コメントありがとうございます。
北大の松村標本は、さすがに100年を経ているので状態の悪化したものも多いようですね。hakiensisの標本も損傷がひどいようです。
この標本は、3月に大阪へ持ち込んで、H沢さんに見てもらうのがよさそうですね。はたして、年度末に大阪まで行くことができるのか全く保証の限りではないのですが・・・。