双翅目談話会in東京に参加の皆様、お疲れ様でした。いやー、楽しかったですね。
以下、ウミユスリカさんと雑談した時の話題です。その場ではうろ覚えでしたが、うちに帰ってから元ネタを確認しましたので、改めてここに書きますね。 最近、岩田久二雄氏の著作を読んでいましたら、ハキリバチ科の花蜂の労働寄生者として『ハキリバチヤドリバエ(ミルトグランマ・タカノイ)』なる名前が出てきました。ミルトグランマといったらヤドリバエ科ではなくて、ニクバエ科のMiltogramma属ですよね。本文中にも『学名は私の標本が東京の自然史博物館から金沢大学の倉橋弘氏に回って決定されたが、それはずっと後のことである。』とありましたし。ただ、現在のニクバエリストには「ハキリバチ」とつく和名はなかったような・・・?、と思って調べてみたところ、M. takanoi ヨコジマコバネシマバエ(ニクバエリストではヨコジマコバネニクバエ M. angustifrons)にたどり着きました。 岩田氏は双翅目はあまりお好きでなかったようで、著作にもあまり登場しないのですが、丹念に読んでいけば他にも面白い話が埋もれているんじゃないかなと思います。 実は、リアルに話していた時には、まだ今号のはなあぶ誌の「長崎県のニクバエ」をきちんと読んでなくて(汗)、あとからヨコジマコバネニクバエのところを見て、はは〜なるほど〜と妙に納得していたのでした(笑)。 <元ネタ> 独房壁の塗装と表装 岩田久二雄(1978) 昆虫を見つめて五十年(1)朝日新聞社 p.15-39 (自然観察者の手記3 朝日選書 にも同文が収録されている
改めて、今回のウミさんの「大型ハエ類の採集方と標本の作り方」を見てて思いました。
イエバエショット・ニクバエショットもかっこいいけど・・網破れてたらハエも逃げるで〜〜 私の場合は竿をロングレンジ(6〜7m)にのばして振り切り、空中飛行中のをすばやく採るツバメ返し(ハナバエやヒメイエバエには結構良いが、竿が折れやすいので諸刃の剣であるの)や、100円ショップで買った網の柄を短く切って腰に差し、藪の中で使う小太刀モード(これはイエバエショットに近いかも)などがあります。
やはり、あれは破れているのですね。
案外、空気抵抗を調整していたりして(^_^;) 色々と忙しく、最新号を今日読みました。 ハエ男様、最新号の目次をHPにアップしておいたので、ご自由にお使い下さい。
市毛さんありがとうございます。
昨夜のうちに、私も作ってしまいました。(ちなみに今回の報告も昨夜、打ち終わりましたマジです。・・・原稿はギリぎりまでやらないワシが・・なんてこった・・今年は大雪が降るかも・・) |
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