土曜日(6/3)に長野県の富士見高原で採集したこのヒラタアブは、「札幌の昆虫」と「極東ロシア」の双方からキアシクチグロヒラタアブ Parasyrphus annulatusに行き着きました。
ところが、国内の分布は北海道のみとされています。「日本のハナアブ」の付録データ集には、チェックがひとつもついていません。これって、本州初記録の可能性ありでしょうか?
ハナアブ科の記録については、当サイト内のハナアブネット-HANASYS(はなあぶ分布情報収集システム)http://furumusi.aez.jp/fly/hanaabu-net/hanaabu-map.htm
の方でいくつかの県の記録についてはオープンになっています。(ワシはハエ屋でハナアブ屋ではないのでいまいち熱心ではないのですが・・・)近畿地方や東京については数名の方にご協力いただきまして、詳細な分布記録がでていますので、ご参照ください。 また、地方の記録すべてに目を通すのは中々大変です。ぜひとも、皆様のお住まいの地方の記録情報や、お持ちのハナアブ記録がありましたらお寄せください。 長野県の高標高の地域では結構北海道と共通の種が分布しているようです。(でも、なかなか記録には出てきてないですが・・) 富士見高原はかなり標高は高いですよね・・・いてもおかしくない気がします。
pakenya様
ハエ男氏の記述のように長野あたりは未記録種の吹き溜まりです。 色々生息していると思われますのでがんばってください。 現在札幌に滞在しておりますが、天候不順で困っています。 昨日までは、ヒラタアブ氏に北方のハナアブ採集の秘伝を実地で伝授してもらっていました。 こちらの採集方法は、本州の山岳部でもかなり有効と思われます。そのうち詳細を”はなあぶ”にでも書きます。 ロ−マ字入力はかったるい! 親指シフト万歳!!
ハエ男様、市毛様、こんにちは。
画像をupした後、はなあぶ誌を読み返したのですが、本種については16で初めて登場し、19で和名が与えられて報告されていますが、いずれも北海道の記録で、本州のものは見当たらないようです。はなあぶに投稿することにしたいと思います。 ところで、私の手元には、本州中央部の山間部(奥只見地区、日光山地、南アルプスなど)で採集した標本が約10年分ストックされています。このごろそれらを再同定しているのですが、よく判らない物がいくつも出てきます。順次、画像を用意しますので、いろいろ教えてください。よろしくお願いいたします。 |
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