ハナアブに限らずハチもどき種が採れるとうれしいので画像を貼ってみます。東京都青梅市御岳渓谷でノギクの花に来ていました。「ハチモドキハナアブが花に来ている?!」と思いましたが良く見ると口吻が以上に長くハナアブではありませんでした。大図鑑の絵合わせではメバエ科のヤマトクチブトメバエ(PL110-11)かと思いましたが、解説文に出てくるジョウザンメバエの方が「一見似るが、口吻が長く翅の前縁部は濃色」という点で合致しますのでこっちかなとも思います。
側面です。口吻の長さが分かります。
私はハエ屋でもないのに東京都の双翅目録を作っております。ただ今963種を数え、神奈川を追い越し埼玉に次ぐ県別種数2位になりました。とは言うもののメバエ科の記録はありませんので種名がわかると1種増えてうれしいです。目標はsp種を含まず1200種です。 東京都本土部昆虫目録作成プロジェクト 略称:TKM http://homepage3.nifty.com/TKM/
メバエ科については文献が出回ってないので(知らないだけ?)、私も同定には非常に苦労しています。
とりあえず、中国蝿類を見てみますと、属はConopsで良いと思われますし、腹部は黒で、後縁に黄帯があり、頭部は黒で頬は黄色という記述にも合います。肩甲部の色が見難いのですが、黄色の部分があるでしょうか?あれば完全に中国蝿類のジョウザンメバエ Conops flavipesの記述に合致します。大きさは体長 約12mm、翅展7〜7.5mmとなっています。
ハエ男様、コメントありがとうございます。
各種Webの画像で見られるものよりはやや小さめですが確かに肩部に黄紋があります。体長は11-12mmといったところです。ジョウザンメバエ Conops flavipesでよさそうですね。ありがとうございました。 |
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