2022/09/25 神奈川県午前1〜3時頃 採集こんにちは。 書籍「日本のイエバエ科」には載っていないと思われる、腹部の模様がおしゃれなハナゲバエ属♀を採集しました。 「日本のイエバエ科」の検索表を辿ると、ヤマトハナゲバエ氏に落ちますが 色彩はもちろん、各部位の剛毛の数等が異なっている様ようなので 別種の可能性が高いと思ってます。 (雌の腹部の詳細な観察はしていないですが。。) 果たして何者なのだろうか…。 ふかさわ 様同じ模様のものが時々採れ,近隣各県にいるようです. 写真は静岡県藤枝市で2016年11月6日に採集したものです. (関東同定会翌日の採集会後に個人的に散策) 採集日の翌日に撮った写真を引っ張り出してきました. メス腹端部の腹面に刺毛は見られるものの, 6節以後に腹板の輪郭(硬化部や色素沈着部)が見られないので, ハナゲバエ属の中でも変わったものだと思います. 中国の検索表でも該当するものがなかったと記憶していますが, 2011年に5新種追加などありますので,中国動物志蝿科の続きが出てほしいです.
akaitori様
東京都でも見られるのですね。 写真ありがとうございます。 確かにそっくりです。 大宮様 静岡県で採集された種の写真に加えて、 メスの腹端部の形態の詳細、中国の検索表でも該当するものがなかったなどの情報も共有してくださりありがとうございます。 ハナゲバエ属もまだ不明種がいるということですね。 新たな文献が出るまで、首を長くして待っていようと思います。
ふと、このDichaetomyia不明種に関する情報が出ていないか調べたところ
腹部に似たような模様を持つ、D. maculiventraとD. varicaudaが以下文献で記載されているのを見つけました (♀は不明。) Han, Y., Li, W., & Yang, D. (2025). Three New and Two New Record Species of the Genus Dichaetomyia Malloch (Diptera: Muscidae) from China. Diversity, 17(4), 232. https://doi.org/10.3390/d17040232 (雌雄の違いは一旦気にせず) 上記2種と日本の不明種とを比べて見ると、以下のような違いがあるので、日本の不明種はこの中国の2種とはまた別の種なのかもしれません。 ・maculiventra→ 中胸背板の縦条が目立たず、tg3〜tg5の中央の縦条の太さや長さが異なり、tg4の左右の斑紋と中央の縦条とが後縁で繋がっていること。 ・varicauda→中胸背板の縦条が目立たず、tg3〜tg5の中央の、縦条の太さや長さが異なり、tg3とtg4の左右の斑紋と中央の縦条とが後縁で繋がっており、tg5の左右にも斑紋があること。 |
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