こちらは名前がわかりません。
わかる方がいらっしゃいましたら教えて下さいm(_ _)m。
前の種と違い、日当たりの良い草地から松林の下草のような所まで、より広い範囲のハコベにいました。
新潟市:2005年4月2日撮影
翅の紋だけでやるのは、はなはだ危険なのですが・・・
Scatophila sexmaculata
Scatophila facialis
Hyadina pulchella
上記3種はFauna Japonica Ephydridae のプレートで見る限りでは翅の紋が画像のによく似てると思います。
でも、やっぱ、頭部や胸部も見ないで、属を決めるのははばかられます。
ハエ男さん、無理言ってすみませんでした〜〜〜
標本画像を追加します。
ついでに、いつまでもおミソではいか〜ん!と思い立ちまして、O氏の検索表(試作版)を引っぱり出して、自分で属を調べてみました。
この画像ではピントが浅くて見えないところもありますが・・・
・触角刺毛には短毛が生える
・顔の中央や下部には剛毛がない
・口の形は普通
・眼縁の毛はごく短く、立っている
・単眼剛毛・頭頂剛毛は発達する
・背中剛毛は横線前にはなく、横線後に1本
・背側板剛毛は1本
・小楯板の両側が黒い
という特徴から、Hyadina属と思います。
合ってますでしょうか?。
O氏の検索はありがたいですよね〜〜。(感謝)
Fauna Japonica Epydridae以降に発表された種についてはワシのとこではチェックできませんが、
F.J.EphyによるとHyadina 属の中で翅に9個の白紋を持つのが、Hyadina pulchella
2個の白紋を持つのがH.sauteri となっております。
極東ロシアの双翅目の方では翅に紋があるのはH.pulchella しか出てないので、とりあえず、Hyadina pulchella としておいても良いのではないかと思います。(これを理解できたのは市毛@茨城さんのおかげ・・・感謝)
ハエ男さん、ありがとうございます。
なるほど、Hyadina pulchella で良さそうですね。
いや〜、名前のわかるハエが増えていくのはうれしいことです。
皆様のおかげですね。
ところで、今日少しフィールドを歩いてきたんですが、ハコベの花にはもうミギワバエはいませんでした。発生時期が短いのか、どこか別の所へ行ってしまったのか?、ちょっと不思議です。