すでにこの「鬼」に関する文献は出ているようですが、知らなかったというのと
衝撃的だったので... 記念(?)に。 先日、とある場所でテングタケ属とかイグチ類とかチチタケ属とかのキノコを採集して保管しまして キノコバエ科の幼虫とか他の小さなハエ類の幼虫が出てきて上手く蛹になってくれて喜んで さらにその後 有弁類と思わしき幼虫がわらわら出てきて おー!とさらに喜んでいたのですが この有弁類の幼虫らが出てきてから キノコバエ科や他の一部のハエさんの幼虫や蛹やなどがさっぱりと消えて ...え?ナニコレ? となりました。 この時点で色々と調べてキノコ×有弁類の中に捕食性の子がいるとか 鬼(モモグロオオイエバエ)がいるとか というのを知りました。 写真はイグチ科の一種から出てきたモモグロオオイエバエたちです。(正確に同定したわけではないですが。) こんなに出てきたのだから、他のハエたちが消えるのも納得です。 次からは捕食性と思わしき幼虫たちがキノコから出てきたら早急に他の容器に移さねばならない...! キノコ×ハエの深さをちょっとだけ知ることができました。 -------------------------------------------------------------------------- 下記の文献がモモグロオオイエバエとキノコの関連性を知るのに役立ちます。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/mez/65/4/65_195/_article/-char/ja/ モモグロオオイエバエMuscina angustifrons (Loew)幼虫の雑食性と捕食性 衛生動物 2014 年 65 巻 4 号 p. 195-199 赤石 大輔, 中村 浩二
ウミユスリカさんが好きそうなネタですね.
ウミさんは全く出て来なくなりましたが,元気にしてますかね. 赤石・中村の謝辞にウミさん載ってますね. |
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