標本の矯正 投稿者:大宮 投稿日:2014/10/21(Tue) 23:50:38 No.9047 標本の仕上がりをほめていただきありがとうございます. どんな様子か写真を撮りましたがハエの種類が違うので別スレッドにしました. これはゲニタリアは未処理ですが,開いた別の標本と比較して,Gonia chinensisだと思っています. 膝がきつく曲がったり脚が交差したりするのが嫌なのでたくさん針を打ってあります. バックの白いのは肉や魚などの発泡スチロールのトレイで,赤く見えるのはウレタン質のクッション材のようなものです. 縦にでも横にでも針が打てるようにしてあります. ほかっておくと後脚の角度によっては第5腹板が撮りづらくなってしまいます. 前脚の腿節を斜め下向きになるように下げて,横か見た時に口器と重ならないようにしておくと, 検索表で前胸腹板の毛の有無を聞いてきた時に,斜めからルーペでのぞいても確認しやすくなります. しかしこんなにたくさん打たなくてもいい時もあります. 添付:9047.jpg (77KB) |