Fly Times 44号 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/05/01(Sat) 09:13:53 No.6260 Fly Timesの最新号(44号)が出ましたので、興味のある方は下記のサイトをご覧ください。 http://www.nadsdiptera.org/News/FlyTimes/issue44.pdf アシナガバエ科の胸部構造については、いま少しお待ちください。 Re: Fly Times 44号 - 三枝豊平 2010/05/01(Sat) 11:04:59 No.6261
前便でうまくFly Timesが開けない場合があるようですので編集者のGaimariからのメールを以下に引用しておきます。これを参照されて検索してみてください。 Dear Fly Times subscriber: The new issue of Fly Times (Issue 44, April 2010) is now available online on the North American Dipterists Society website, along with past issues, an updated Directory of North American Dipterists, Tachinid Times, and numerous other internet resources on Diptera. If you want to go directly to the Fly Times page, it can be found at http://www.nadsdiptera.org/News/FlyTimes/Flyhome.htm Cheers, Steve Gaimari Editor, Fly Times Re: Fly Times 44号 - バグリッチ 2010/05/01(Sat) 20:39:04 No.6264 三枝先生 ご紹介いただきましたFly Times (Issue 44, April 2010)は私のパソコンではうまく開けました。 これから少しづつ読もうかと思いますが、きれいな画像だけでも十分楽しめます。 シマバエ科の画像の中に、この掲示板でよく出てくるSteganopsis sp.1に非常によく似た種類が入っていました。 Steganopsis melanogaster (Thomson)となっていました。 画像ですので特定はできないのですが、ごく近似種であることは間違いないと感じました。 Re: Fly Times 44号 - 茨城@市毛 2010/05/01(Sat) 21:17:39 No.6265 バグリッチ様. 未だ掲示板では,Steganopsis sp.とされていますが,Shatalkin(1998)New species of Lauxaniidae (Diptera) from Japan and Chinaで記載された2種とは別種なのでしょうか? Re: Fly Times 44号 - バグリッチ 2010/05/01(Sat) 22:35:59 No.6266 すばらしい文献情報ありがとうございます。 これまでのSteganopsis sp.1、sp.2と対応するかどうか、確認してみたいと思います。 もし、すでに検討された方がいましたら、教えていただけますとありがたいです。 Re: Fly Times 44号 - 三枝豊平 2010/05/02(Sun) 07:47:07 No.6267 バブリッチさん。ご紹介してよかったです。Fly Timesのホームページに行けば、バックナンバーがすべて見れます。暇つぶしと言ってはなんですが、興味ある様々な記事に出会えます。 Re: Fly Times 44号 - バグリッチ 2010/05/16(Sun) 11:03:18 No.6310 市毛さま Steganopsis sp.1のゲニタリアを見てみました。 処理はあまりうまくいきませんでしたが、画像のようなものでした。 ご紹介いただいた文献で確認してみますと、同論文で記載された S.vittipleuraでなく、 S.melanogaster に似ています。(ただ、S.melanogaster にピッタリとも言いにくい部分がありますが・・・) ゲニタリアでないと識別できない、と書いてありましたので、両方分布しているとなると、やっかいな2種になりますね。 ご参考までに、不鮮明ながら Steganopsis sp.2の画像もつけておきます。 (上2枚がsp.1、下2枚がsp.2です) Re: Fly Times 44号 - バグリッチ 2011/01/10(Mon) 09:44:48 No.6703 市毛さん、皆さんこんにちは 遅すぎる自己レスです。 この時の結果がすっきりしなかったので、sp.1の別個体もゲニも見比べながら、再考してみました。 いろいろ見てみた結果、前回の見解と異なり、前述の論文で記載された S.vittipleura と結論しました。 (当たり前ですが)一定の角度しか図示されていないので比較標本がないと悩みますが、前回の私の解釈は不適格と考えます。 sp.2も確認しましたが、記載からは 同論文の S.dichroa と判断します。 背中に縦条があるのが sp.1 = S.vittipleura 背中が黒いのが sp.2 = S.dichroa と思われる個体です。 |