触角が黄色いSphegina 投稿者:pakenya 投稿日:2007/07/01(Sun) 10:14:40 No.3606 福島県の猪苗代町で7月上旬に採集したSpheginaです。 S. nitidifrons:コハナダカチビハナアブに似ていますが、第4腹板の形状などが一致せず、同定できずにおります。 添付:3606.jpg (76KB) Re: 触角が黄色いSphegina - pakenya 2007/07/01(Sun) 10:15:44 No.3607
顔面の画像です。 触角第3節は、ほぼ黄色です。 Re: 触角が黄色いSphegina - pakenya 2007/07/01(Sun) 10:20:48 No.3608 腹端の側面からの画像です。 第4腹板は盛り上がりますが、板状に突出せず、顕著な毛の束も見当たりません。 Surstylusはnitidifronsのように細い針状ではなく、牛角状に波打っています。 市毛さんの探しているものとは違いますでしょうか。 Re: 触角が黄色いSphegina - 茨城@市毛 2007/07/01(Sun) 15:09:09 No.3612 pakenya様。 先月締めの仕事が終わらず、出勤中です(^_^;) 写真のハナアブは、Sphegina亜属ですか? (第1腹板が有りますか?) Re: 触角が黄色いSphegina - pakenya 2007/07/02(Mon) 18:38:29 No.3616 標本を確認してみました。 非常に短い(幅に対して1/5ほど)の腹板が確認できます。 退化傾向であるので、Asiosphegina亜属ですね。 同じ種と思われる標本は、山形県大石田町からも2♂♂得られております。 Re: 触角が黄色いSphegina - 茨城@市毛 2007/07/04(Wed) 18:23:46 No.3627 pakenya様。 Asiophegina亜属は、腹板が退化してほぼ消失します。 ですから、写真の個体はSphegina亜属です。 私が探している種類とは、付節の色なども異なるので別のようです。未記載種かもしれません。 Sphegina属は、極東ロシアだけで20種以上いますので、日本にも同程度の種類数がいると思います。 残念ながら比較標本が5種程しか届いていないので、検索表を検討出来ません。特に、付節の色で分けている部分が怪しそうです;^_^) 交尾器も部分図しかない種類が多いのでつらいです。 極東の昆虫の検索で、素木が記載した種類をいくつか扱っていますが、これについても本当に合っているのか疑問です。 私は、四国産の標本を全く持っていないので、素木が記載した種類について調べられず、正体がはっきりしません。 |